結婚式を終えて。1/3

 


2月15日、今度こそ無事我々の結婚式が終わった。今度こそ、というのも元々は2019年10月12日挙式予定だったのが、台風19号で電車が計画運休してしまった影響により止む無く延期したからだ。

このブログでは、

①結婚式場を選ぶまで

②結婚式の延期対応について

③結婚式当日の出来事

を書き連ねようと思う。

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そもそも私には当初結婚式への意欲も無く、嫁の両親がやって欲しいと言うからやるくらいの心持ちだった。Twitterでもたまに見かけるが、数百万使って行う結婚式より、その数百万で何回も家族旅行に行った方がいいと思っていたからだ。

ただ、両親の気持ちから言えば1人娘の晴れ姿を見たいという気持ちは十分理解出来るし、(言われてはいないが)それを遥か昔から夢見ていたことだろう。その夢を叶えたく、入籍してから1年後に式を挙げることにした。

 


結論から言うと、結婚式を挙げて良かった。

結婚式前日まで、結婚式に数百万の価値はないと思っていたが、そんなことは決してなかった。もしかするとそう思ったのは、私が他人の結婚式にも行ったことがなく、人生初の結婚式が自分自身のものだったからかもしれない。

勿論、結婚式費用を家族旅行に当てる方がいいという考え自体は大いに有りだと思うが、結婚式に1度も行ったことがない状態でそう考えていたのは浅はかだったと反省した。

 


私達が結婚式を選び始めたのは、ちょうど1年前の2019年2月初旬からである。某サイトから気になった式場の見学を片っ端から予約し、毎週末式場へ通った。

ちなみに予約時点での私は式場見学に行くのが死ぬほど面倒臭く、予約も全て嫁に任せてしまっていた。それくらい結婚式は面倒だと感じていたのだが、それは嫌々1つ目の式場見学をしに行った瞬間から豹変した。式場見学がめちゃくちゃ楽しかったからだ。

 


楽しかった1番の理由は、実際に提供しているコース料理がタダで食べる事が出来るからだ。基本はハーフコースの為、全てを食べられる訳ではないが、式場も選んでもらいたいが故に提供するメニューは基本その式場で選べる最高級に近いものを出してくる。ハーフコースとは言え、普通に食べれば1人1万円はするようなメニューなので、2人で2万円の高級コースをタダで食べられるのである。ハーフコースの量は、ファミレスのオムライス+サイドメニュー1つ+ドリンクバーくらいの量の為、女性は割とそれだけでお腹いっぱいになり、私のような大食いの男性でもそれなりに満足出来る。

何故例えのメニューにドリンクバーをつけたかと言うと、多くの式場ではコース料理提供中はアルコールも無料で飲めるからだ。私はアルコールに弱い為あまり飲まなかったが、毎週末のお昼ご飯が無料の高級コース+アルコールだったら楽しくない方が不思議だろう。式場見学は男女であれば誰でも可能な為、友達とでもカップルのフリをすればタダ飯に行ける。その後の式場案内等も見ないといけない制約はあるが、興味があればどうぞ。

 


式場見学の主な流れは

①式場(チャペル)の見学+模擬挙式

②コース試食

③大まかな見積もり

これらの3つである。

模擬挙式というのは、式場が用意した新郎新婦役の2人が挙式の流れを本番さながらに行うことである。見学者は参列者として見ることになる。

実はこれも意外と面白い。単純に参考になるのも勿論だが、式場によっては新郎新婦役にモデルを使っていることがあり、美男美女のウエディング衣装を見ることが出来る。ウエディングドレス補正もあるが、この時見た女性は私が今まで見た女性の中で1番美人だった。可愛い女の子大好きな嫁は、そのモデルの女性にお近付きになって連絡先を交換出来ないか1時間くらい真剣に悩んでいた。

目の保養にピッタリな模擬挙式だが、式場によってはマジでただのおばさんが花嫁姿で出てきたりするので、私のように入場してきた瞬間声を出して笑わないように気を付けてほしい。

 


③の見積もりに関しては流石に面白い点はないが、本気で挙式を考えるのならここが1番大事であるから、ここでは僭越ながら先駆者として結婚式を出来るだけ安く抑えるコツを簡単に伝えたい。

大前提として、結婚式というのは式場からすれば提供している商品の1つであり、その値段の決め方は、水500mlで例えると「本体価格100円に幸せ課税400円を加え合計500円」といった決め方である。要はぼったくりだ。

つまり我々消費者からすると、ぼったくり要素である幸せ課税をどれだけ値切ることが出来るかがカギとなる。その為にはこの業界の相場を知る必要があり、更にその為には式場見学を数こなし、見積もり数を増やすしかない。既に挙式を終えている人に相談するのも有効な手段であるので、相談して頂ければ私は喜んで協力するし、私よりもっと身近な人に相談するのもいいだろう。

 


最後に式場選びについて1つだけ言わせて貰うと東京23区内のホテルは絶対に選ばない方がいい。

※理由は見学に行けば分かると思うけど、知りたい人は聞いてくれれば答えます。