ゲーム遍歴Part3

 


引き続きソシャゲについて。今回は白猫プロジェクト

友達の勧めによりリリース1ヶ月後からリセマラ開始、1番の当たりと言われていたクライヴでリセマラ完了。パズドラと違い大量に石を配っていた為、最高レアリティも難なく入手でき、攻略に困ることはなかった。また、周りの友達がかなり白猫への意欲と意識が高かった為、毎晩必ずSkypeで集まって協力プレイをしていた。1人でも敵にやられると罵詈雑言を浴びせられるのが日常であり、それを回避すべく互いにPSを磨き合った。

 


新しいイベントとして協力タイムアタックが登場した。2人のプレイヤーが協力してタイムを競うというものだ。こういったゲームではお決まりだが、最速タイムが出るとTwitterにスクショを貼ることが流行した。私は友達と全一記録を打ち立てた。本当に1位かは不明だが、仲間内で検索しまくってもそれ以上の記録は出てこなかったし、「これより速い人いますか」とスクショを載せたツイートはバズったが、そこに賞賛のコメントこそ付くものの、それ以上のスコアを載せる人はいなかった。

 


賞賛のコメントの中に1つだけ「良かったら一緒にやりませんか」と書かれたものがあった。そのコメントは検索した限り2位の記録保持者からだった。私達はぶっちぎりの1位だった為、2位としてはどこに差があるのか気になったのだという。

私は了承し、その日の夜に一緒にチャレンジする約束をした。それまでに相手がどんな人なのかツイートを遡って確かめることにした。相手はニコニコ動画投稿者でフォロワーも当時から数万規模だった。普段ニコニコ動画はあまり見ない私でもサイコロポケモンは見たことがあった。相手は倭寇さんだった。

 


私は相手を知らずに軽い気持ちで協力タイムアタックを了承したが、相手を知った途端に緊張した。サイコロポケモン以外のシリーズは一切見たことがなかったからだ。勝手なイメージだが、人気動画投稿者は自分のことを知っていて当然くらいに思ってると考えていた。協力タイムアタックしてる間にも「俺の動画どれが好き?」とか聞かれる可能性を考え、一気に恐怖した。私は約束の時間まで超高速で倭寇さんの動画シリーズを見て、内容を暗記した。幸い暗記は得意だった為、約束の時間までにほぼ全てのシリーズについて語れるようになった。

だがいざ通話してタイムアタックを始めると、相手は人気投稿者としての倭寇さんではなく、私達と同じくタイムアタックの限界に挑戦する1人のプレイヤーだった。投稿している動画の内容には一切触れることなく、白猫の話やプライベートの話しかしなかった。

20時に開始したタイムアタックだったが、結局朝の6時まで2人で挑戦し続けていた。当時私と友達が持っていた全一の記録は塗り替えられ、私と倭寇さんの記録が全一となった。

それ以降倭寇さんとはちょくちょく白猫で遊ぶようになった。その後互いに白猫を引退した後は疎遠になっていたが、スプラトゥーン1でまた再開し一緒に遊ぶようになる。スプラについて書く時にまた登場することになるだろう。

 


ちなみに倭寇さんは自分と私の記録が全一と思っているが、実は更にその後私は友達とタイムアタックに挑戦し、倭寇さんと出した記録を塗り替えている。倭寇さんには悪いので黙っていたが、こっそりニコニコにも記録動画を投稿している。